迷い子大失笑 -353ページ目

おじさんとタクシー

僕の仕事は接客業だが外回りがあった。外回りはやる事さえやれば残りの時間を好きに出来る
夏の日僕は自転車で外回りをした。暑い日で長い直線の狭い道を軽快に飛ばしているとかなり前をおじさんが一人歩いていた。
すると後ろからタクシーが来た。道幅が狭いので横へ。タクシーには人が乗っていて、暑い(-。-;)等と思っているとタクシーは前を歩くおじさんの方へ走って行く。

前を歩くおじさんはタクシーが来てる事に気付いたのかちらりと後ろを振り返ると突然

クルッと一回転して振り返り道の真ん中へ飛び出した!!

おっさん!?Σ( ̄□ ̄|||)

後ろから見たおじさんは疲れてる感じに見えたのだがニヤリと笑いながら道路の真ん中で親指を立てている…

ヒッチハイク?Σ( ̄□ ̄|||)タクシーにヒッチハイク!?客乗ってるじゃん!なぜ道路の真ん中に?ツッコミ所が多すぎる…( ̄▽ ̄;)

ブー!!!ブブー!ブーブブー!!!タクシーは客が乗っていると思えない程のクラクションを鳴らした( °O °;)

おじさんはスゴイ早さで道のはじに寄った。

タクシーにアメリカ映画みたいなヒッチハイクポーズをしたおじさんの映像は僕のツボに入り、僕はその道を通るたび変な期待をしてしまうようになりました( ̄▽ ̄;)

烈也と就職

そして一年がたち就職シーズンになった。烈也は中くらいの規模の会社に就職を決めた。僕は少し大きな規模の会社を3社ほどうけて失敗していた。後継ぎは採りにくいらしい(^_^;)

学校で先生に呼び出され何社か薦められた。東京で条件に合うのが二社で一社は烈也の内定している会社だ。

そして烈也の内定している会社の店舗見学へ行くとそのまま採用試験を薦められそのまま就職が決まってしまった(-。-;)

今の家からは通勤が難しいので僕も烈也も会社が借りてるアパートに入る事になった。何個も違う駅で借りているらしく場所はお互いわからなかった。

しかしまた同じ駅だった…( °O °;)

そして入社式。僕と烈也を含め新入社員は十人。七店舗ある店舗でどこに配属になるのだろう?どドキドキしていた( ̄▽ ̄;)

卿『烈ちゃんどこの店?僕は◯◯店になったよ』

烈也『俺も◯◯店。』




またかい!!!Σ( ̄□ ̄|||)


こうして僕と烈也の縁に同じ会社、同じ店、同じ通勤ルートが足された。僕と烈也の話しを聞いた友人は

友人『もう兄弟じゃん?!』

違いますΣ( ̄□ ̄|||)
こうして僕と烈也は笑いながらまた同じ道を歩き始めた。

烈也と出会う!( 2)

こうして烈也と帰る事になった。久々に人と話せて僕は嬉しかった(^O^)v
卿『烈也君はどこから通ってるの?』

烈也『◯◯◯駅だよ』

卿『ホント?!僕も◯◯◯駅なんだよ!』

同じ駅に友達が出来る!僕は嬉しくて色々な事を話した(^ー^)

そして色々わかった。烈也は僕よりひとつ年上な事、趣味はゲームな事、駅前の牛丼屋がうまい事。僕は上京したばかりとゆう話になった時…

烈也『地元はどこなの?』

卿『◯◯県なんだ!』

烈也『え?!俺も◯◯県なんだよ!』

まじっすか?Σ( ̄□ ̄|||)

隣の市だった。驚いた僕は自分の家がこの専門学校の業種の仕事やってて自分が三人兄弟の長男でいつか実家を継ぐ事を話すと驚きながら

烈也『…俺も三人兄弟の長男で実家が◯◯屋やってて継ぐつもり…』(^_^;

えーー??同じじゃん…Σ( ̄□ ̄|||)
烈也は同じ駅に住む同じ学校の同じクラスで同じ県出身の実家が同じ業種の後継ぎ同士。しかも苗字までおなじ( °O °;)

こうして同じ物を目指す僕と烈也は同じ道を歩き始めた。