迷い子大失笑 -352ページ目

20歳迷子になる!(1)

専門学校を卒業し就職した僕は入社式まで三日とゆう慌ただしい日程で世田谷区に引っ越した。親友の烈也は徒歩12分位の所に引っ越してたので手伝ってもらいあっとゆう間に2日がたった。


烈也『明後日入社式だから迎えに行くよ。』


卿『OK!じゃあ明日は自由行動で!』


次の日、昼前僕は新住所の最寄り駅を散策していた。何処に何があるか等を確認し駅前のスーパーでおいしそうな菓子パンを見つけた!あんドーナツうまそうだ(^o^)


卿『烈也が好きそうだな…』烈也は甘い物が大好き。


僕は手みやげを持って烈也宅へ遊びに行くことにした!烈也の家は僕の家から2つ大きな通りの向こうだ。違う道を通り地理感を覚えるいい機会と思い僕は歩き出した!


駅から烈也の家は大体徒歩30分で割と遠い。○○○9丁目だから…と電柱の住所を頼りに歩き続けた!!




小一時間歩いた(T_T)まだ烈也の家は見つからない。烈也の家は高速沿いにあり駅近くから北へ向かえば高速道路にぶつかるはず!そしたら高速沿いに歩けば烈也宅はすぐにみつかるはずだった(^_^;)世田谷区内の同じ地区内だ!僕は高をくくっていた(^_^;)



さらに一時間がたった。おかしいな?からまずいな…に意識が変わった。少し休もう。僕は公園に入り付近の地図を見つけた!



そこはすでに世田谷区ではなく三鷹市になっていた。(T_T)


兄とぷう(2)

それから3ヶ月がたった。ぷう(三男)の健康に問題はなく平和にすごしていた。ぷうは活発なので危険な物は棚の上に乗せて僕らも不便なほど気を付けた。そんなある日のこと…

母『卿!!卿!!!ぷうが!!』


またっすか!?  Σ( ̄□ ̄|||)

今度はタンスの上にあったポケットウイスキーを飲んだらしい…

パーマ液とゆう凶悪なイメージに比べればウイスキーは一応飲料だ(笑)と心配ながらも自分に言い聞かせぷうを見に行くと……

人体が発するはずがない体温を発し真っ赤になった意識のないぷうが居た。後でわかるのは嘔吐による脱水症状、急性アルコール中毒、過剰な発熱。パッとみてこないだよりやばいことがわかった!!(T◇T)



土曜のため学校が終わり次第礼(次男)と電車に乗りタクシーを乗り継ぎ病院へ向かった!!!

パーマ液より分量が多かった事、急性アルコール中毒はショック死もある事、過剰な発熱。特に幼少期の過剰発熱は後遺症が残ることもある。中学生が本で得られた情報は不安になるのに十分な量だった(T_T)

病院に着き急いで病室に駆け込むとぷうは大分良くなっていた。(^_^;)母に会い母方のばあちゃんも居て危なかったけどもう大丈夫と教えてくれた。


ぷうはまた自分のピンチがわからず点滴のために腕に付けた金属の板で僕と礼の頭をバシバシ笑いながら叩いていた

ぷうが笑ってるのを見た僕と礼は泣いていた。笑いながら泣いていた。

卿、礼『良かったね!良かったね!!』ただ抱き合って泣いていた。(T_T)



家に帰りぷうが飲んだウイスキーの瓶を見つけた。半分位しかなかったがこぼした分を除いても三口は飲んだらしい(^_^;)僕は一口飲んでみた……

ぐ?!飲めるかァ!!!!!こんな強い酒をあいつは三口以上飲んだのか?! Σ( ̄□ ̄|||)

弟の先が思いやられた兄でした( ̄▽ ̄;)

兄とぷう(1)

僕は三人兄弟の長男だ。上の弟と6つ下の弟とは12離れている。


両親が自営業のため僕はいつも弟達の面倒を見ていたせいか今も人から珍しがられるほど兄弟は仲が良い。次男と会う時は一緒に競馬場へ(笑)三男とは映画を見に行く。


三男はぷうという(仮名しかし発音的にはこんな感じ)当時飼っていた犬の名がチャンプという名で犬とぷうはライバルだったためチャンプーと何度もよぶとぷうちゃんになったからぷうと呼ばれた(^^;)


しかしぷうは産まれた時から天然でした。(-_-)


母親の胎内で育ちすぎ産まれた時は4200グラムもあい見てて笑えるほどのサイズの差で隣の子は一週間前に産まれたのにぷうは二倍位大きかった!しかし今度は発育が良くなく同じ頃産まれた子より少し小さいくらいになった(^_^;)


それでも活発な子で10ヶ月くらいたつとはいはいするスピードは異常に速くなった。そんなある日事件が起こった!


両親が顔色を変えて僕を起こした!!


母『ぷうが!!ぷうが!!病院へ行くから!!!!』


急いでぷうを見に行くと床に嘔吐した跡と顔色の尋常じゃないぷうの姿があった。


両親は救急車を呼ぶのももどかしく救急センターへ車を飛ばし僕と礼(れい。次男)に学校と幼稚園に行くことを命じた。


終わったら礼を連れて病院にくること、礼は心配するから大丈夫だと言うことちゃんと学校へ行くことを母と約束し恐る恐る母にぷうは大丈夫かと聞いた。


母は言った。わからないと。ぷうは手の届かないはずの棚の奥からパーマ液を出して飲んだと言うことを。


昔使っていたパーマ液?!そんな物が有ること自体僕は知らなくて、後で確認すると赤子が見つけられる場所ではなかった(?_?)


当然勉強が身にはいるわけもなく終わり次第ダッシュでうちに帰り迎えに来た父の車で救急医療センターへ向かった!!


かなり危なかったらしくまだ予断を許さない状態でガラス越しにしかぷうを見ることができなかった(T_T)


『代わってあげたい』兄たちは見てることしか出来なくて胸が痛かった。



五日後ぷうは退院した(T_T)V


久しぶりにだっこしたぷうは顔色も良くなく少し痩せて機嫌が悪かった。僕と礼は笑いながらぷうの柔らかなほっぺにちゅうをした。この子は自分がどれくらいピンチだったかわからずにケラケラ笑っている!


心配しすぎて腹を立てた兄たちはぷうのほっぺにちゅうしまくった!!ぷうのほっぺにはキスマークがついてしまった(*^_^*)


兄たちは両親にこっぴどく叱られた!!!  ΣΣ(ー◇ー||)